リゾートバイト体験記11日目
仕事を覚えながら人間関係も把握していく
早番。5時45分起床。よかった起きれた…
といっても昨日の空気の悪さを引きずってかな~り気が重い。
まぁそうだよなぁ…ハッピーな雰囲気の職場なんてそうそうあるわけない。
出勤してそうそう、やっぱり機嫌の悪いお二人(OさんとTさん)おいおいまじか~
仕事覚え始めだからきつい言葉をかけられてもなんとか軽く受け流せるんだけれども…
どうやらLさんは要領が悪い(わけではないのだが)からか、勤務態度が悪いからか(おそらくこっち)、フロントメンバーの多くから避けられているようだった。
いや、オブラートに包んだ言い方をしたが、TさんOさんにははっきり嫌われているだろう。じゃなきゃ大声で怒鳴られたり、やることなすこといびられたりしない。
LさんもLさんで注意を受けて自律すればよいのだが、返って居直っている。なんでや。
これ怒り方とLさんの性格の組み合わせが致命的に悪いんでないの…
実はOさんと私は歳が同じだ。そのよしみで意見を申してみようと、怒り方についてそれとなく聞いてみた。
「私がそうやって教わってきたからそうしてる」
なるほど~~~!!!
これは根深い闇が深い深淵の職場ですな…
続く言葉はLさんの勤務態度にいかなる問題があるかをつらつらと。うん、そうだね。それは同意だよ。
正直、この状況を同じ派遣で来ているお二人、Kさん(勤務初日フロントにたってた背の低い人)とSさん(到着時の背の高い人)はどう考えているのだろう。
Kさんは誇張なく仏のような人で、Oさんと仲がいい。怒ることもないし、常にほがらかに笑っているような人だ。
そのKさんに言わせてみても、Oさんの怒り方が悪いんじゃなくてLさんの勤務態度が問題らしい。なるほど。
T主任(混乱しそうなので以降はT主任とさせていただく)のことはKさんも苦手らしい。つまりKさんは仲の良いOさんには目をつぶるけど、T主任は嫌いだからNGなのね。
Sさんはどうなんだろう。つついたらすさまじい勢いで不満がでてきた。Oさんとは極めて仲が悪く、なんなら課長とも仲が悪いらしい。この人はこの人で敵を作ってくタイプだな~!
お二方に話を聞くと、どちらも職場の空気が非常に悪いということは間違いないらしい。赴任する前に聞いていた話と違うな~?
と、ここで派遣先を紹介してくれた担当者に疑念がわきそうになるがそれはお門違いであることが後にわかる。
というのも、担当者の人は現場に来ることは少なく、任期満了を待たずして辞めていく際の情報しか取り扱えない。この職場においては人間関係でやめた人はいないらしい。
これまでもいなかったのだから、やめるほど人間関係が悪いわけではないのだろう。それはそうなのだが…悪いことに変わりはないんだよね…
少しずつやっていけるか不安になる。ここにきてから不安と希望が波のようにうねっている気がする…
先輩格である派遣のお二人を頼ろうにも、お二人はあともう少ししたら任期を満了して辞めていくのだ。同時期に来た彼と私でこの空気の悪さに耐えれるのだろうか。
同時期に来た彼、P君も空気の悪さには気づいてる模様だった。彼とは赴任したころからそこそこにお話したりして仲良くなりつつある。頼るわけじゃないが、お互い頑張ろうな…
そんな話をして早番を終えた。