飛び込め!リゾートバイト!

リゾートバイト。それは誰もが憧れ、でもどこか踏み出せない知る人ぞ知るバイト。そんなリゾートバイトにスキル無し!コミュ力普通!意欲MAX!で飛び込んだ平凡フリーターの体験記。

リゾートバイト体験記111日目~116日目

111日目。10時45分起床。

早いもので赴任してから4か月が経とうとしていた。

 

任期は残り2週間もない。感慨深くて仕方がなかった。

Sさんが人気を終えて離れた頃、私はやっていけるか不安だった。

 

Hさんと出会い、遊び、稀有な友情に恵まれたと思っていた。

B君とまさか仲良くなれるとも思わず、今では無二の親友ともはっきり言える。

 

色々な思いが胸に浮かんでは消えていき、またふっと浮かびだす。

悲しくはないが、うれしくもない。不思議な感覚に包まれていた。

 

112日目。9時起床。

B君、Aさんと筋トレを近くの体育館でする。

ここへきてから体がしっかりしてきたように思う。

 

B君との筋トレの成果だ。

 

当初は先延ばしにしていたお土産の購入も、この日の午後に買いにいった。

妹はなぜかぼんち揚げを要求してきたのだが、これどこでも売ってるよな…?

 

帰りにポケモンの映画を見て、満足して寮へ帰る。

この年のポケモン映画は心に残るものとなった。

 

113日目。10時起床。

B君と筋トレ。

 

114日目。10時30分起床。

私はHさんのFさん関係の相談に限界を感じはじめていた。

Hさんは相談なのか、一方的な思いを話しているのか、よくわからない状態になっている。

 

安心したかったのだろう。自分のしていることに、自分が家族にしていることに。

大好きな友人であったHさん、あの頃のHさんはもういないように思えた。

 

つくづく、欲は人を変えてしまう。それも短期間に。実感することとなった。

 

115日目。5時45分起床。

近くの朝市を見に行った。マグロが大量に並んでいるのは圧巻だ。

 

116日目。5時45分起床。

もうお土産を買って、帰る準備をしていた。

そういった準備を始めると不思議なもので、自分はもうここにいる人間じゃないんだと思えてくる。

 

フロント社員の横暴にもスルーする余裕がでてきた。